一見するとニードルのようですが、角度を変えると左の図のように細かい部分の掻き出しに適した形状になっています。手元の六角の一面だけが鏡面加工になっており、その方向に曲がっています。

片方はニンフのボディを掻き出したり出来るブラシ、そしてもう片方はニードルに見えますが先端がほんの少しだけ曲がっているツールになっています。

ブラシの方は、ラフにかき出す時に使用します。ヘアーズイヤーニンフやスカットなどがわかりやすいでしょう。サイドにかき出したり、アンダーにもかき出したりと結構面倒くさいものです。
ブラシは短めの腰のあるものを使用しているので、かき出したいマテリアルを選びません。シンセティックからラビットファーまでかき出し可能です。
反対側はニードルのような形状ですが先端がほんの少し曲がっており、細かな部分のピックアウトに大変重宝します。時間をかけて作ったフライですから、見た目も納得のいくフライにしたいという思いから企画しました。
　先端の曲がっている方向ですが、グリップ部は六角形になっており一面だけミラーフィニッシュ（フラットの鏡面仕上げ）になっています。その方向に曲がっているので、使用していても手元でわかっていただけると思います。